藤小僧の写真ブログ

街と花とK20Dと私

写真の楽しみ

いよいよ2012年もあと少し。
片付けが下手くそな私も身の回りの整理整頓。
荷物の量に驚く。日頃からもっと片付けをしておけばよかった... と反省。

そんな中、荷物の山の中からある冊子が見つかった。
「大人の休日倶楽部 2012年1月ミドル」
当然私がもらってきたものではない。父のものである。
それにしてもなぜ私の机の周りに1年前の冊子が落ちていたのだろう。

父に返そうと拾いあげてふと表紙を見ると、こんな文字が目に飛び込んできた。

津軽の光と影を写し取った
”写真界のミレー”

小島一郎
刻印された謎。

これは読まずにはいられなかった。早速冊子を開いてみる。
その章扉には1葉の写真。農夫4人が雪道を歩いて行く写真であった。
空は黒い雲に覆われ、反対に農夫が歩く雪道は白く輝いている。
白黒の濃淡。コントラスト。全てが美しい。

読み進めてみて印象的だったのは雲、そしてその後ろに控える太陽。
覆い焼き等の暗室技術を駆使した作品。

話が小島一郎からそれてしまうが、最近デジタル写真を写真とは呼べないという人がいる。
撮影者が撮影後に写真をいいようにいじってしまうのはどうか、という主張らしい。
確かに報道写真で画像を捏造するのはまずいが、楽しむ分には全く問題ないと思う。
フィルムの時代からそれは行われてきたのだし、そう言って写真の楽しみ方の一つを奪うのはおかしい。

小島一郎の写真を見て、私も白黒写真の焼き付けをもっと極めてみたくなった。
様々な事情があり、今の暗室設備を使えるのはあと1年もない。
まだ23日だが、年明けまで待っていられない...