LinuxでWLI-UC-GNMを使った無線LANの接続
おそらく写真と全く関係ない話題は今回が最初で最後ではないかと思われる。
最近LMDEを入れて遊んでいた Let's note CF-T5 に仕事をして欲しくなったので,Debian Stretch を入れてみたところ,使用していた無線LANアダプタ(WLI-UC-GNM)が使えなくなってしまった。いろいろ試しているうちになんとかなったのでメモ。
症状
firmware-misc-nonfree パッケージをインストールすると,無線LANアダプタを認識して適切なドライバを使い,利用可能なネットワークの表示までできるが,パスワードを入れて認証してもネットワークに接続できない。
# dmesg
を実行すると,ネットワークインターフェイス名が wlan0 とかから wlナントカナントカ に変更されていた。
対策
どうやら最近の systemd あたりは,セキュリティ向上の為(?),MACアドレスからいちいち複雑なネットワークインターフェイス名を生成しているらしい。斜め読みしただけなので間違っていたらすみません。
参考:Predictable Network Interface Names - freedesktop.org
とりあえず,/etc/default/grub を編集して,net.ifnames=0 をkernel command line に追加した。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet net.ifnames=0"
そうしたら,
# update-grub # reboot
再起動してもう一度無線LANの認証を試みたらうまくいった。
参考:[SOLVED] Wireless adapter interface renamed to long string instead of wlan0